立ち襟でフロントにはパッチポケット、アウターシェルにはN-1(デッキジャケット)と同じ“JungleCloth”と呼ばれる畝のあるコットン素材で、裏地はA-2と同じコットンブロード....というあまり見かけないけどメチャメチャかっこいいこのジャケット。『飛行服発達史』(ワールド・ムック12)をお持ちの方はP91をご覧ください。まだ複葉機も飛んでいた頃の'30Sのフライトジャケットです。中綿が入っていない、そのタイトな洗練されたフォルムのかっこよさは、一度着たら手放せないほどです。肩幅やアームフォールが狭く、着るとピチッとした感じになるので、TシャツやロンT、シャンブレーシャツなどに合わせたいですね。ちなみに、自分(173cm/60kg)は、Tシャツの上にサイズ38[ONE
WASH]を着ています。ONEサイズ上げれば、ジャケットの中に厚手のネルシャツやスウェットなども着れますよ。
--- Type 37-J1 --- アメリカ海軍の『U.S.NAVAL AVIATION』は、1923年に海軍航空局『BUREAU
OF AERONAUTICS=BUAER』を創設した。この37-J1は海軍航空局が1930年代に開発した布製のフライトジャケットで、同時期にアメリカ陸軍航空隊が開発した革製のフライトジャケット“A-1”に似たデザインで全体にはからだに張り付くようなタイトなフォルムを持っている。夏期用であったためにむろん中綿は入っておらず、表地は海軍のジャケットによく使用されるジャングルクロス(コットングログラン)で、裏地にはコットン地のブロードクロスを用い、軽量化も計られていた。フロントファスナーは30年代のフライトジャケットなどに多くみられる“HOOKLESS”を装備している。